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中央本線特急あずさ車中 2008.05.01
Nikon Coolpix P5100


旅の楽しみのひとつに駅弁がある。松本駅には地元の信州牛を活かした弁当や、山菜をあしらったものなどが売られているが、富山産のものも売られている。この鯖寿司もそのひとつ。
 酢で〆た押し寿司が大好物なボクにとって、この鯖寿司は「汽車の旅」の楽しみのひとつにもなっている。
 話は変わるが、信州人はとりわけ鯖が大好物だそうで、因みに鯖の水煮の缶詰消費量は日本一だそうである。云うまでも無く信州は海のない山国。いくら輸送革命がおきようとも、昔からの慣わしで、貴重な水産蛋白質として代々この缶詰が愛されてきたからだろうか。
 鯖の押し寿司と北杜夫の紀行文。これがあれば新宿までの2時間半も退屈せずに楽しめる。