「ついに出来た!!」の巻


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水を流すと、何だかひと仕事終えたような安堵感に満たされます。ここで気を抜かずに、最後の仕上げに移ります。



 


 

このモジュールで唯一の金属工作となったのが、この落石覆いの金網です。金網自体は#40の真鍮メッシュを使って、柱は#40の引き抜きレール、上下の金具は0.5x1.0x0.5の真鍮チャンネル、間の金具は1mm角を使って半田付けしていきました。緑一色のモジュールの中に何か色味が欲しかったので、お馴染みの長電ファーストレッドを塗ってから、強めのウェザリングを施しました。塗装には写真のように割ばしを使って割れた先の部分はセロテープで締めましたが、作業性は良かったですヨ。モジュールへの固定は、1.4mmドリルで穴を開けて足を差し込みました。




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さあ、出来上がりました。作り始めてから約3ケ月。何とかここまで漕ぎつけたのも、連載記事を始めてしまったからでしょうか。しかし、何だかんだ云っても出来上がると嬉しいものですね。




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俯瞰気味に少し遠くから双方向を撮ってみました。全体の感じがお判り頂けるでしょうか?




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川の流れる感じも案外上手く表現できました。タイトル写真での堰を落ちる水の感じも狙ったとおりに仕上がって満足。出来上がってみると、喉元過ぎれば何とやら。次はこんなモジュールを作ってみたいな、なんて夢見てしまいますが、仕事もしなきゃ。

連載にお付き合いを頂き、有難うございました。このモジュールは2005年8月のJAM会場、木曽モジュール倶楽部のブースに展示される予定ですので、ぜひ実物を御覧になって下さい。