Chapter.5「対岸の製材所を作る」の巻

 

 

次は対岸の製材所を作るのですが、青森さんが撮影された写真を見ると、ここは建物の中に線路が入り込んでいて、しかも建物の地盤がプラットフォームのように一段高くなっているのが特徴です。
つまり、荷の積み下ろしをしやすくしているのでしょう。
それを表現するために10mm厚のバルサ板を地盤型に糸ノコで切り、建物の柱がその位置に来るように型紙を作って採寸しておきました。

 

そのプラットフォームには石積みの縁石があるので、例によって紙粘土で作りました。
ついでに傾斜地の土留めの石積みも作っておき貼り付け(^_-)。
うん、悪くない雰囲気(*^^)v。

 

昨夜のうちに下ごしらえをしておきました。
対岸の製材所はとにかくオープンな構造なので、側板や妻板・屋根板にできるだけ目立つ補強材を入れなくても良いように、ボール紙を板目の違う方向に2枚重ねに瞬間接着剤で張り合わせ、それ自体で反りが出ないようにしておきました。

 

そして全面にキャンベルの波板を貼り付けて箱状に組み上げ。
柱は1.5mm角の桧角材を使ったのですが、ヒサシの支柱は特徴のある斜めの柱を表現。
ここまできたところで塗装をしました。

 

全体はタミヤのスカイを塗り、なぜか交互に色の違う幕板はライトブルーを使い、屋根はミディアムブルーとしてみました。
本物の色はどういう色だったのか分かりませんが、レイアウト上で手前側には重厚な色合いの二階建を配置したので、こちら側は軽快な色合いにしたかったのが理由です。
柱は例によって薄く溶いたフラットブラックで染めておきました。
塗料が充分に乾いたところで、ハンブロールの63番でサビが浮いた感じに仕上げて完了(^^♪。
今回はエコーモデルのレーザーカットされた窓枠を使ってみました(^_-)。
さて、これでこの製材所は出来上がったので、瓦屋根も届いたことだし、まだ二階建の材木置き場を仕上げてしまいましょう(^_-)-☆。