![]() ![]() ![]() ![]() 今日は大小2本作る予定の樹木に着手です(^^♪。 作り方は何年も前から何ら変わっていませんが、それを御存知ない方もいらっしゃるでしょうから、一応おさらいの意味も含めて書いていきます(^_-)。 まず用意した銅線ですが、大きな方はφ0.9のものを20cmに、小さな方はφ0.55のものを15cmに切って、各々30本ほど用意することから始めます。 別に用意したのが家庭用配線コードの中から細い銅線を引き抜いたもので、これを使って束ねていきます。 更にコンロで炙りながら半田で固着させます。 ![]() ![]() 次に4本ほど摘まんで束にして捻り、更にこれを2本ずつ捻っていき、この作業を何度も繰り返して大まかな樹形を整えます。 そして作りたいようなイメージに合わせてニッパーでバッサバッサと剪定してしまいます。 ![]() ![]() 銅線で樹形を整えたら、今度はそれにパテで肉付けをしていきます。使うパテはタミヤの「光硬化パテ」です。 枝の2つぐらいの単位で、このパテを爪楊枝で塗り付けていき、デスクライトの光にかざして固まらせます。 因みに「光硬化パテ」の名の如く光をあてる事によって硬化するものですから、作業中はデスクライトも消して部屋の明かりだけにします。 それを何度も小刻みに作業して、総ての幹や枝をパテで覆ってしまいます。 ![]() ![]() パテで覆うことにより、全体に適度にゴツゴツした感じになり、それをざっとフラットブラックで塗装。 その後からフラットブラウンやライトグレーをドライブラシ技法で、はたまたウェザリングマスターでニュアンスを付けて樹木の完成です(^^♪。 ![]() ![]() これにオランダフラワーを小枝に見立てて付けていきますが、大きなものでなどと慌てずに、小さく千切ったものをコツコツと木工用瞬間接着剤で貼り付けていきます。 チマチマとこれを繰り返していき、ようやく数時間後に樹木の完成。 ![]() ![]() ![]() ![]() この樹の葉の部分を木工ボンドの水溶液に浸して、NOCHの葉っぱを指で振り掛けていきます。 木工ボンドはシャボン玉のように膜をはる場合がありますが、それは息を吹きかけて消しておかないと、そこにも「葉っぱ」が固着して妙なものになってしまうので要注意です。 季節の設定は「これらの山桜の花も散り、新芽が生え揃った新緑の頃」にしたので、それにはこのNOCHの色合いがピッタリです(*^^)v。 ![]() ![]() 2本の山桜も完成して植樹祭をしました(^^♪。 季節は5月なので桜は散ってしまった後ですが、その代わりに新緑の芽がふいて一年で一番爽やかな季節です。 さてと、次はいよいよ渓流に水を流し込む作業。 これ如何でレイアウトに動きを出せるかどうかの唯一の箇所だけに、気合を入れていきましょう(^O^)。 |