Chapter.9「下草撒き」の巻

 

 

さて、ここからは草撒き道具が入っているダンボール箱を屋根裏から下ろしての作業です(^_-)。
 山の斜面のような部分は木工ボンドの原液のままを「手製のヘラ」で擦り付けて、平面の部分は木工ボンドの水溶液に中性洗剤を僅かに垂らしたもので、ターフを撒いていきます。
 これが固着するい時間を利用して、完全に固まった石積みと岩壁との間の隙間を埋める作業から。
 型どりした岩壁どうしを並べていくので、どうしてもこの作業は必要になります。
 作業中に発生した細かい石膏の粒を使って埋めていき、それでも埋まらない部分などはあとで草を撒いて誤魔化します(^^♪。

 

「対岸」に設置した岩も、台枠のコーナーに合わせてノコギリで切っておきます(^_-)。

 

草撒きの2回目はコースターフを撒いてニュアンスを付けていきます。
 コースターフを所定の位置に撒いてから、固着はいつものように木工ボンドの水溶液に中性洗剤を僅かに垂らしたものです。

 

 

裏山にもコースターフを撒いて固着させ、それが乾いた頃を見計らってライケンを接着していきます。
 ここいら辺の工程は毎度同じで全く進歩がありませんが、ライケンを接着するとグッと立体的になってきてイイ感じです(^^♪。
 ここで、これがある程度固まるまでの時間を使って、岩壁の方の作業をします。
 まず岩を着色するのですが、ここいら辺の岩というのはグレーというよりも茶色っぽかった(ボクはタモリではないので岩質は分かりません)ので、デザートイエローの溶液を塗ってみました。
 木工ボンドやエポキシ系接着剤が付いた部分は塗料を弾きますので、カッターで削ぎ落して対応しますが、下から15mm程度は水がきますのでそのままにしてあります。

 

ライケンを止めた木工ボンドが固まるのを待つ間に、岩壁の仕上げをします。
 岩と石積みとの境目をクッキリとさせないようにコースターフを木工ボンドで撒いていき、岩場の段差などにも同様にして雑草が生えたようにしていきます。

 

そして石積みの上部にはフォーリッジを接着して雑草が垂れたようにしたり、マーティン製のススキ状の雑草を接着していきます。
 このススキは岩場の段差部分にも接着しておきます。
 これは裏山の右端の石積み部分も同様にしておきました。