Chapter.11「ウグイ川を流し込む」の巻

 

 

使う材料は毎度お馴染みのデブコンET。
 主剤2に硬化剤1を正確に混ぜて、それに僅かな水性インクを垂らして、よく攪拌します。

 

これを流し込んでいくのですが、結局180ml入るコップで5杯、水深を目標の15mm程度流し込んだら、2kgのデブコンを全部使い切ってしまいました。
 このデブコンの硬化時間は25度の室温で2時間、完全に硬化するには24時間と説明には書いてありますので、慌てることはありません。
 全部を流し込んだ状態は池のような水溜りですから、これでは死んだ水です。

 

それを生きた水にするために、家伝の秘方(^O^)、熱帯魚の水槽用のフィルターを千切って竹串で押し込むように埋め込んでいきます。

 

埋め込みの感じも所々白波が立ったようにしたり、変化を出すようにしていきます。
 橋脚の根元には流木が引っ掛かったようにもしてみました(^^♪。

 

これで暫くは放置して固まるのを待つ訳ですが、あれだけ隙間がないように注意したにも関わらず、やはり一部から漏れ出していました。
 これは敷いた新聞紙を増やして床を汚さないようにするしかありません。

 

 

流し込んだレジンはまだまだ固まりませんので、その時間を利用して人形を配置してみましたが、使った人形はエコーモデル製品です。
 イベントで展示する際の車両配置をシミュレーションしてみて、それに呼応するように配置しました。
 物干し台のオバチャンと作業員は阿吽の位置に、リヤカーを使おうとしてる作業員も配置しました。

 

 

レジンを流し込んで24時間が経ち固まったようですので、これから外壁を剥がしていきます(^_-)。
 マスキングテープを剥がすときと同じで、この瞬間も結構緊張するんです(^O^)。
 ベニヤ板で囲んだ外壁を剥がすのも、流れ出したレジンで固まっていて結構大変でした(@_@)。
 このベニヤ板は捨てるつもりでしたから、引き剥がすようにして外したのですが、一部は台枠に強固に着いてしまっており、それをカッターで削いだりカンナで均したりしました。
 レジンが流れ出すということは水位も下がってくる訳で、3〜5mm程度は下がっていましたが、これはある程度は想定内です。