「バラスト撒きは慎重に」の巻

 

1月8日
バラスト撒きです。バラストそのものはボクの定番「KOTO製淡黄色(細目)」です。もちろんNゲージ用として売られているものですが、粒の大きさはHOにピッタリです。
 これを小サジで少しずつ掬って撒いてきます。過ぎたるは及ばざるが如し。枕木の間に少しずつ落としていき、足りないようでしたら足す感覚ですると良いでしょう。
 ある程度撒き終えたら、ちょっと幅の広めのハケで均していきます。出来るだけ枕木の上にバラストが来ないようにしないと、廃線のようになってしまいますので気を付けます。

 

バラストを撒き終えたら中性洗剤を僅かに垂らした水を霧吹きで吹いていき、そこへ水で薄めた木工ボンドをスポイトで垂らしていきます。中性洗剤を加える理由は、これが界面活性剤の役割をしてくれるからで、木工ボンドを垂らすときに玉にならずス〜ッと浸透してくれます。

 

ボンドがまだ乾かないうちに、枕木の上に流れ出してしまったバラストを爪楊枝などで取り除いていきます。
 夏場でしたらこのボンドの乾きは早いのですが、今回は完全に乾くまで丸二日も掛ってしまいました。その間指を咥えて見ている訳にもいきませんので、次回にお話しをするホーム上屋を作っていました。
 ですから話は前後しますが、とにかくボンドが乾いたら、レールの脇に流れて付着したバラストを取り除いていきます。これが付いていると見栄えが悪いだけでなく、運転に支障がでますので入念なチェックが必要です。

 

次はバラストの色塗りです。枕木とレールを塗ったときと同じ色を塗っていきますが、これもシャバシャバに薄めたものを染み込ませるようにしていきます。
 この乾燥を待つ間に田圃との境界線になるヒノキの2mm角材を瞬間接着剤で止めます。押しピンはカーブにした角材が乾くまで戻らないにするためのものです。



次回はホーム上屋の製作です。このモジュールで一番目立つ部分だけに手抜きはできません。