もりこーの木曽路日記

特別寄稿 山野さんのアルバムから−2 No.99


@上松駅前に置かれていた頃の99です。塗装は現役最後の塗り分けできれいにされてB型客車17をつないで置かれていました。('78.10.30)


A99のサイドビュー。このあと駅前広場を拡張整備するにあたり寝覚ノ床に移されました。このときに山下さんのアルバム−4にあるように98に書き換えられ、その後黄色に塗られていまいました。現在でも、うっすらと98の文字が残っています。本来の98はこの頃すでに三岳村に保存されていました。('78.10.30)


B99のコンプレッサ側。今は寝覚ノ床の石垣と樹木に隠れて写しにくくなりました。@Aから2年経つとサビが出て、ヘッドライトレンズも破損しています。('80.12.6)


CB型客車17。こちらは赤沢で奇跡の復活をしました。('80.12.6)



D赤沢に保存されたモーターカー64と5。当時はこのような色でした。('78.10.30)


鉄道が廃止されて幸いにも保存された車輌も年月が経てば、破損や塗装は色が落ちてサビも目立ってきます。そこで再塗装されると、まったく違う色や塗り分けになってしまうことがよくあるものです。
  せっかく保存されても、いつまでも美しい姿を見せてくれるわけではなく、最悪の場合はあっけなく解体されてしまいます。模型を作るにあたって最後の仕上げは塗装ですから、なるべく早めに記録されることをお勧めします。