もりこーの木曽路日記

平成15年8月24日−1

Chapter.1 キャブ前面を比較する。

左から順に122・130・135号機の順になっています。

 

正面から比較してみます。一見同じように見えるのですが、色々と相違点を見出せます。まず、窓下のテスリ。122号機だけは「へ」の字型に傾斜しており、中2個のノブピッチも左から順に410mm・780mm・610mmとなっています。但し、窓下の折れ曲がった部分は、いずれも水平です。窓自体の形状は、122号機が平行四辺形なのに対して、他の号機は長方形です。窓上のヒサシは一目瞭然。130号機はタイフォンがヒサシの下にあったので、極端に傾斜がついています。なお、122号機以外の塗色と塗り分け線はノンオリジナルです(122号機のルーバー色は?ですが)。

 

正面のエンドビーム周りを見ます。まずテールライト。122号機のみは床上に装備されていましたが、他の号機は埋め込み式です。エアーホースのコック上にはステップが装備されていますが、122号機だけはエアーホースの位置と共に低い位置にあります。床板に立ってる握り棒の位置も、三者三様です。

 

キャブインテリアを比較します。大きな相違点はハンドブレーキです。122号機のみ(全7輌を通して)のハンドブレーキは、枕木方向に位置していますが、他の号機はレール方向を向いています。