もりこーの木曽路日記

平成15年8月24日−4

Chapter.4 ありがたいことに。

   

赤沢に保存されている理髪車は、いつも鍵が掛かっていて中に入れないのですが、駄目でもともとと頼みこんでみたら、わざわざ下の事務所まで鍵を取りに行って下さり、入れて頂く事が出来ました。聞けば、保存してから初めてだそうで、ドアーを開けた瞬間、木の香りが漂ってきました。感激!!仔細に見ると、正面の抽斗の下にライトグリーンが残っていることから、オリジナルはクリーム色でなくライトグリーンだった事が判りました(ウチの製品は正しかった)。洗髪流し台は、上の蓋を取って、中のタンクにバケツで水を注いで使っていたもの。スチーマーにしても、鈍い輝きが素敵ですね。

 

椅子は重厚な作り。背面に「上松運輸営林署 No.1」のプレートが貼られていました。腰掛けると、以外に柔らかい座り心地でした。