もりこーの木曽路日記

特別寄稿 けむりプロのアルバムから
助六への旅ー坊主岩の線路配置

ここでユニークな坊主岩の線路配置を説明致しましょう。33.3パーミルの急勾配を登ってきた列車は、4線のヤードに入ります。ここで運材列車の引渡しが行われるのですが、その先は急なヘアーピンカーブになっていて(制限速度6km/h)、勾配を登りながら180度方向を転換します。また、この先はリバースにもなっていて、ヤードの手前に戻れるようにもなっています。一番下の写真は急勾配を登って行ったあとに、今来た線路を見下ろしたところです。僅かな距離でこれだけの高低差を稼いだことが判ります。