もりこーの木曽路日記

平成13年5月13日

蜜澤さんと、今度はウグイ川線の廃線跡を訪ねてみました。当日は全国的に五月晴れで、木曽の空は雲ひとつない晴天。太陽はジリジリ照り付けているのに涼しいのは、流石に「さわやか信州」だからでしょうか。
  穂高を8時に出発。大鹿に着いたのは10時半でした。さあ、行くゾ!とばかりにトンネルに入ったら向こう側からの土砂崩れで、やむなく出直し。結局氷ケ瀬から林道に入り、途中から河川敷を進み土砂崩れが終わったところで廃線跡に入りました。
  廃線跡は整備されていて、自転車でも充分楽しめるような按配でした。「母の日」のプレゼントにと蕨を二人して摘みながら歩くこと1時間半。黒渕の停車場跡に到着しました。

  黒渕といえば、屋根の上に物干し台が載っている小屋が有名ですが、残念ながらこれは壊されており、もうひとつの宿舎兼事務所が残っていました。また、ここから分岐して川を渡る小俣線は、鉄橋がそのまま残っており、橋梁の上には線路までがそのまま残っていたのにはビックリ。
  持参した携帯燃料で湯を沸かし、握り飯とカップラーメンで昼食。渓流で顔を洗い、青空のもとで食べる弁当は最高でした。