Chapter.9「単線機関庫の製作」の巻

 

 

本当は単線せはなく2線機関庫なのですが、ポイントを設置するとこのレイアウトの長さでは有効長がとれないため、やむなく単線機関庫になりました。
 その代わりに左右方向には若干の場所が確保できそうなので、詰所をつけて見た目の立派さだけは確保しておきました(^^♪。
 例によって下見板ですから、定石通りに1.5mm角と1mm角の桧棒とSTウッドで仕上げていきます。
 STウッドを同じ長さにカットしていくのは面倒なものですが、ボクはいつも1本に10mmなら10mmの印をシャープペンで付けていって、5本程度まとめてカットするようにしています。
 何せ何100本もをカットしなければならない訳ですから、或る程度は考えてやらないと参っちゃいますから(^O^)。
 ただ、10本まとめて、などと欲張ると真っすぐに切れなかったり、長さがまちまちになったりしがちですから、まあ5本程度が妥当かな?と思っています。

 

出来上がった外壁を組み立てていきます。扉は例によって斜め貼りですが、扉の中に小さなドアがあるようですから、それも作っておきました。
 こういうのって出来上がってみると割とエグイんですよね(^^♪。

 

屋根はいつもと同じようにボール紙の上に印画紙を貼る方法ですが、この屋根はパターンを変えて斜め貼りの感じにしてみました。
 シャープペンで5mmピッチに印をしてから、45度の方向にも5mmピッチで印をして、カッターで軽く切れ目を入れていきます。

 

 

いつものようにフラットブラックの溶液で木部を仕上げ、屋根はラバーブラックで塗ってからウェザリングでスジ彫りを浮き立たせた姿がこれ。
「安全+第一」は当社製「助六の2線機関庫」用のを借用しました。
 どんな感じかな?と思ってDC12を置いてみたのですが、やはり車両を置くとグッと引き立ち満足満足(*^^)v。
 これで5棟目、あと1棟です(^_-)-☆。