どこの鉄道でも開業記念に駅前に記念樹を植えたがるもので、それは大抵は桜の木だったりします(^^♪。 川桁駅にあったかどうかは別として、やはり町中の駅とはいえ樹木の1本も欲しいところですので、気合を入れて1本作りました(*^^)v。 手法はいつも同じですから代わり映えのしないものですが、例によってφ0.9mmの銅線を25cmにカットしたものを40本、家庭配線用コードをバラして中の銅線を引き抜いたもので縛り、ガスコンロを使いながら半田付け。 それを5〜6本摘まんで撚り、その中で2〜3本に枝分かれさせていく感じで大まかな枝ぶりを作ってから、レイアウトに乗せてみて、これぐらいが適当な大きさだなという感じを掴みます。 その大きさでザックザックと思い切って剪定しちゃいます(^O^)。 ここからはタミヤの「光硬化パテ」が活躍します。 枝の2つぐらいの単位で、このパテを爪楊枝で塗り付けていき、デスクライトの光にかざして固まらせます。 それを何度も小刻みに作業して、総ての幹や枝をパテで覆ってしまいます。 配線用コードで縛った所は、ゴツゴツが飛び出して却って良い感じになります。 パテで覆うことにより、全体に適度にゴツゴツした感じになり、ざっとダークブラウンで塗装。 その後からフラットブラックやライトグレーをドライブラシ技法で、はたまたウェザリングマスターでニュアンスを付けて樹木の完成です(^^♪。 ついでに「上がり根」も作っておきました(^_-)。 これにオランダフラワーを小枝に見立てて付けていきます(^^♪。 銅線で作っておいた幹にオランダフラワーの小枝をピンセットで千切っては木工用瞬間接着剤で接ぎ木。 チマチマとこれを繰り返していき、ようやく数時間後に樹木の完成。 この樹の葉の部分を木工ボンドの水溶液に浸して、NOCHの葉っぱを指で振り掛けていきます。 季節の設定は桜の花も散り、新芽が生え揃った新緑の頃、にしたので、それにはこのNOCHの色合いがピッタリです(*^^)v。 この葉っぱを乾燥させている間に、散ってしまい吹き溜まりの部分に残っている桜の花びらを表現する準備。 いつも使っているクーピーを細かく砕き、上がり根と共に草の上に接着しておき、いよいよ植樹祭(^^♪。 これで画竜点睛となるシンボルツリーも植わり、川桁駅のレイアウトも完成しました(^_-)-☆。 |