このコーナーでは「カルロス・もりこー」が選んだ、模型工作のBGMとしても心地よい一枚を紹介しています。

INFINITE / 渡辺香津美
TOCT-9217


渡辺香津美のデビューアルバムです。
 このアルバムには色々な想い出があって、当時高校のクラスメートだった渡辺は御茶ノ水のNARUなどライブハウスに既に出ていて、その渡辺がアルバムを出したというので、みんなで応援してあげようよ!とLPを買ってあげたものです。
 まさかその渡辺が、あのようなBIGなジャズミュージシャンになるとは思いもしませんでした。
 しかし、ボクも大学生になってジャズを演奏するようになり、このアルバムの凄さを改めて認識し、今でも渡辺の全アルバムの中でも一番好きなアルバムで、よく聞いています。
 バックミュージシャンも植松孝夫のテナーは今のボクの憧れの存在で、ベースの鈴木良雄やドラムの日野元彦など、当時若手でバリバリやっていた連中ばかり。
 ここで演奏されているBlue Bossaは今まで色々なミュージシャンが演奏しているのを聴いてきた中で超一番好きなもので、ボサノヴァという事を全く意識していない、戦闘的な演奏が最高に素晴らしいです。