JAM2005会場にて


さて、いよいよ当日の模様をリポート致しましょう。連日17000人超の入場者で、もう会場はごった返し状態。KMCのスタッフも交代で運転や保線保守、はたまた昼食に出かけたのですが、なかなか持ち場を離れられないような有様でした。王滝グリーンのTシャツ姿が我々メンバーです。



 

開場時間前にカルタゴのママさんが差し入れてくれたドリンクを飲んで気合を入れるメンバー。そういえばどこかのTV局が外人のリポーターを仕立ててインタビューしてきたひとコマも。ボビーみたいなレポーターが流暢な日本語を喋れたので助かりましたね、小倉工場さん。



神戸手前さんのモーターカーNo.4が八丁暗がりの崖っぷちを進みます。


 

 

ではここからは開場の雰囲気をお伝え致しましょう。やはり皆さんカメラを持参された方が多くて、盛んにお気に入りのポイントでカメラを構えておられました。お子様はカメラの代わりに、この感動を脳裏に焼き付けるかのように熱い視線を送っていました。

 

濁川の三角トラスを渡って、助六の伐採線に、そして本谷の枝線に入ってくる5tDL。こんな繋がりも模型ならではの楽しさですね。

 

親子で楽しそう!子供をダシにして家族連れで来てはみたものの、つい嵌まり込んじゃったのかな?右は伝説の木曽少年。やたら詳しくてメンバーもたじたじになる事も。勿論、王滝村のイベントにも来られていました。将来有望!!

 

 

沿線風景から。岩崎製小型モーターカーは自走しませんが、このようにお気に入りの場所に置いて撮影するには手軽でグー。またその正反対なのが、滝越を出発する運材列車。「これこの機関車だけで牽いているんですか?」と驚いて聞いてこられる方もいらっしゃいました。

  

運行の合間にひたすら線路を磨きます。集電不良はナローの大敵。勿論DCCにとっても大敵です。



モーターカーNo.4がダブルオメガループを登っていきます。


 

楽しみを提供する側のボクが遊んでどうするんじゃい、と思って、今まで運転会でスロットルを握ったことが無かったのですが、つい引き込まれて御覧のとおり(^-^*)。深山幽谷のモジュールが多いので、列車がどこを走っているかを把握するのにひと苦労。やっぱみんな慣れてるんだな〜。

 

AMAHAさんはビデオ記録係。会場に来られない方にも、この楽しさをお伝えできたら、ということで、今までのイベントを総集編にしたDVDの発売を予定しています。HPや雑誌のスチール写真では、「動く木曽森林模型」の楽しさの一部しかお伝えできませんからネ。
 右は助六平蔵さんのE型郵便車(!)。貫通扉や窓(ここに〒マークを入れるそうです)といった加工をした意欲作。「ベンチレーターを付けようかと悩んだんですけど、それじゃ大袈裟になっちゃうから、妻面の通風孔だけにしました。あと、係員が乗るから居住性を少しでも向上させようと、板バネ付きの日本農林の台車に振り替えたんですヨ」とは作者の弁。独自な世界に走ってますねえ。仕上がりが楽しみ。

 

閉場は5時。蛍の光が流れる中、御来場の皆さんが楽しい思い出を胸に帰宅されたあとは、一斉に片付け作業です。もう慣れたもので、手順はみな頭に入っていますから、それこそアッという間に片付いてしまいます。雑誌社の依頼でメンバーの集合写真を撮ったり、我々のための記念撮影&万歳三唱をしたりしてお開きとなりました。





お決まりの記念撮影。今度は10月に催される「軽便鉄道模型祭」でお会いしましょう。
きっとまた新しい企画を練って、皆さんをお迎え致しますので。