2004年3月運転会


3月14日に恒例の運転会リハーサルが行われました。今回は某TV局への出演と、5月に予定されている王滝村での文化行事への参加という大きなイベントを前に、様々な新しい課題をチェックする、という目的がありました。
 今回あらたに導入したDCCシステムは、まだメンバーが完全に慣れていないこともあって、研修会のような様相を呈しましたが、メンバー各々はデコーダーを組み込んだ自前の車輛を持ち込み、続行運転の醍醐味も味わいました。
 KMCのようにかなり大きなレイアウトの場合、従来ですとエンドレスをいくつかのブロックに分割してキャブコントロールする、というのが一般的でしたが、このDCCの出現によって、ギャップの入れ方など考え方は根底から覆され、メンバー各々が自分の担当する車輛の運転手になって運転するため、その連携の難しさを味わいつつも、慣れればかなり面白い運転が出来る、という手応えも掴みました。


 

モジュールレイアウトの接合は、もう慣れたもの。ただ、規格通りに作られたモジュールですが、モジュール素材の寸法誤差などで、隣り同士の相性も段々と掴めてきました。

 

説明書を読みながらのDCCセッティングです。今回は3台のコントローラーで、3列車の続行運転をしてみました。慣れてくれば、スペース的にはもっと多くの列車の続行運転も可能。皆が夢見るのは、助六伐採線での5tDLが牽く運材列車の続行運転!!

 

5段ティンバー上を行く5tDL。このロコはモーターをワールド工芸の9Vのものに換装してキャブ内のスペースを稼ぎ、屋根裏にデコーダーを搭載しました。

 

DCC用サウンドスピーカーを組み込んだ上松のB客No.17。前後の台車で極性を変えてあり、DLやSLの音をあたりに響かせてくれました。

 
No.98にもデコーダーを搭載。非エンジン側のボンネットに組み込んだそうです。


 

新メンバー「どんぐり」さんも製作中のモジュールで参加。サンディーリーバーのSLにはやはりDCCサウンドが組み込まれていました。

 

もう一人の新メンバー「杣人」さんのモジュール。こちらも製作中ながら、ここまで出来ていました。お馴染みのKMC運搬箱は、高速道路を東西に駆け回ります。

 

左のカットは先日のスワップミートで販売されていた、ガレージメーカーの協三5tを早速組み始めたメンバーのもの。乗工社のボールドウィンも走り回っていました。

 
お馴染み小鹿ジャンクションでのカット。B客がイイ味を出しています。