今年も恒例の軽便祭が10月1日に開催されました。 目黒の会場から人形町の会場に引っ越して数年が経ち、皆さん会場の雰囲気にもだいぶ慣れてきたようです。 アマチュアの団体によるこのお祭りは、今や国内のナローゲージャーにとって唯一かつ最大の祭典にまで育ち、これを楽しみに飛行機や新幹線に乗って遠方から来られる方も少なくはありません。 そんな「軽便祭」。残念ながら来られなかった方も、遊びに来られた方の想い出としても、どうぞ御覧ください。 プロの作品ではない、皆さんと同じアマチュアの方々が作った模型の世界はホントに素晴らしいですヨ(^_-)-☆。 9月29日 去年まではセダンで運んでいたので、いくらトランクが大きいとはいえ、限界はありました。 ですから1500長の2台のジオラマを2本持って行ってたのですが、今回はステーションワゴンなので、3本を楽勝で積むことが出来たのは良いのですが、これが後になってとんだ誤算だったことになるのですが・・・。 去年は1800長のテーブルを3本申し込んでおいたので、今回も同様に申し込んでおきました。 10月1日 さて当日。9時に会場に設営に行ったのですが、3本のジオラマを置くと殆ど他のものを置くスペースが無い(@_@)。 積めるのでイイわイイわで持ってきちゃったのですが、これじゃしょうがないので、慌ててテーブルを1本追加して4本で展示する事にしました(^^ゞ。 いつもは事務所の傘立てとして活躍してる、中標津の牧場で貰ってきた集乳缶も、お江戸のど真ん中・日本橋に引き出されて何となく場違いな感じは拭えません(^O^)。 実際に手にするまでは漠然とステンレス製なんだろうなと思っていたのですが、実は鉄製なんですこれ(^^ゞ。 毎日使って毎日洗って消毒してるので、錆びるヒマなんか無いから大丈夫なんでしょうネ。 11時からオープンしたのですが、もう天手古舞で写真なんか撮ってる場合じゃないので、ウチのブースの写真はありません(^^ゞ。 ようやく2時ごろに無理やりランチに出掛けて、その時にチョコっとだけ会場内を見て回ったのですが、今回は今までに比べて客数が増えているように感じました(^^♪。 夕方になって一段落して、ようやく様々な展示ブースを覗くことが出来ましたので、そのリポートを(^_-)。 「木曽モジュール倶楽部」と「軽便モジュール倶楽部」と毎年交互にモジュール運転をしていて、今年は「軽便」の当番。 なので、木曽のレイアウトはこの畑中さんが作られた複雑エンドレスのみでした。 5tDLやB型No.14客車、薬剤散布車や集材機。どれもこれもウチの製品が気持ちよく走っているのを見るのはメーカー冥利に尽きます(^^♪。 B客のヤレた感じの塗装が最高にGoodですネ(*^^)v。 「軽便モジュール倶楽部」のテーマは「尾小屋鉄道」で、更に充実した内容となっていました。 新小松から様々なモジュールを経て尾小屋へと向かう想定になっているのですが、まだ尾小屋のモジュールはありません。 一応ボクもこのクラブのメンバーなので、尾小屋を作ろうかな?なんて思ったりもしました(^^♪。 モジュール倶楽部のカプラーはKDが標準装備なので、残念ながら「キハ1」の朝顔カプラーは撤去されてしまっていますが、長原あたりの川沿いの情景はなかなか雰囲気ものですネ(^_-)-☆。 服部さんが作られた「金平」のモジュールは拝借してきましたので、「尾小屋のホハフ3」が出来上がったらここで撮影しようと思っています(^_-)。 DC122は他社の製品ですが、いずれこの機関車も製品化したいと思っています。DC121ではこのようなオレンジ色はありませんでしたが、逆にボクはこの塗装がDC122らしさを感じます。 さて、こちらは一般参加の方々の力作です。 倉本 聰のドラマ「やすらぎの郷」で毎日、模型製作としてお名前がクレジットされていた倉林 実さんが作られたレイアウトシーン。 鶴居村営軌道の中雪裡の車庫をモチーフにされたそうで、40番レールを使用して土に埋もれた感じを表現しています。 ガソリン計量器の給油口の垂れた感じなど、なかなか見どころ一杯でした(^^♪。 早くもウチの「根室拓殖のかもめ号」を「代燃装置」追加で作られて持参された小島さん(*^^)v。 このようにボクが設計をして製品化したものがお客様の手元に渡って、楽しんで頂けているのを見ると、「あ〜、メーカーやってて良かったな〜」と思います(^_-)。 他にも色々と力作があったのですが、今回はこの程度にさせて頂きます。ぜひ次回は御自分の目で確かめてみて下さい(^_-)。 閉会は6時。テーブルの数が一番多いウチは、いつも撤収が最後になってしまうのですが、つい先ほどまで賑わっていたフロアーも、正に宴の後といった感じ。 年に一回お会いするお客様方との楽しい会話や、新しいお客様との雑談。普段は誰とも話さずに黙々と仕事をしているだけに、いささか口が疲れましたが、それにも増して充実した時間を過ごせた喜びの方が勝っていました(^^♪。 数年前までは撤収したその足で安曇野まで帰ったものでしたが、最近はとてもそんな気力もなく、ホテルに直行(^^ゞ。 部屋に帰ってお風呂に入り、飲んだ缶ビールの味は最高に美味しかったです(^_-)-☆。 PS:当日会場で配布した予定品のチラシは、100枚増し刷りしましたので、無くなるまで納品時に送らせて頂きます。 また、素敵なデザインの当日の入場券も数10枚頂きましたので、これも無くなるまで同封させて頂きます。 |