第9回軽便鉄道模型祭(後編)


ということで始まった軽便祭。
 外気温の高さもあるでしょうが、会場内はギャラリーの皆さんが発する熱気で暑く、持参したジャケットなどとても着てられる空気ではありませんでした(^^ゞ。
 プロの作品ではない、皆さんと同じアマチュアの方々が作った模型の世界をお楽しみ下さい(^_-)-☆。



 

以前、あまりの熱気にエアコンが効かなくて、体調を崩す方も出たことがあるこのお祭りですが、会場がここに移ってからはそのような事もなくなりました(^^ゞ。
 しかし、お客様の視線は熱くて、開場2〜3時間は息もつかせぬ程の忙しさ。これらの業者によるブースの写真は一段落してからようやく撮影できました(^O^)。
 簡易軌道のレイアウトはお初ですから、皆さん盛んにカメラを向けてはボクに色々と質問をされていました(^^♪。

 

もちろん作り手の皆さんのテクニックも良いのですが、木曽モジュール倶楽部のレイアウト上を、よく整備された車両が快走するのを見るのは楽しいものです(^v^)。
 同じB型客車ひとつとっても、作り手によって色合いも様々で、これも実車が退色しやすい赤い客車ならではの楽しみです(^^♪。

 

 

ヤードに散りばめられた車両たちはウチの製品ばかり。こういう光景を目の当たりにすると、メーカー冥利に尽きるものがあります(^_-)。
 木橋の上を走ってるのはウチの製品のモーターカーですが、本来は飾り用として発売されたものですから自走は出来ないのですが、ベテランモデラーの須々木クンは何とモーターを組み込んで走れるようにしてしまいました\(^O^)/。
 しかもデコーダーを組み込んであって、走りもなかなかGooood!

 

 

軽便モジュール倶楽部の部屋にも行ってみたのですが、ここでも熱い視線がレイアウト上に注がれていました(^v^)。
 先にも書きましたが、このクラブはここ数年、軽便電鉄モノを中心にレイアウト製作を繰り広げていて、しかも各人各様の車両ながらひとつの電鉄のイメージを作ろうという取り組みで、車両の塗装も統一するという面白いチャレンジ方法。
 ですから恐らく奥に停まっている旧型車両は旧塗装、手前の新型は新塗装なのでしょう^\^)。

 

この軽便祭に熱心な小学生としてお母様と共に来られていた通称「木曽小僧」も中学生になり、自分でブースを持って自慢の車両を持ち込むまでに成長してくれました\(^O^)/。
 この加藤はもちろんウチの製品ですが、ボクを呼び止めて誇らしげに見せてくれました(^^♪。
 それだけボクも歳とって行ってるのですが、このように成長してくれるのを見ると、我が子のように嬉しくなるものです(^O^)。

 

今年も福岡から参加された長浦さん。何やら渋い表情をしていますネ(^^ゞ。Minitrixのマレータンクの足まわりにROCOの上まわりをドッキングした蒸機のカプラーが外れ気味で、何度かやり直しておられました。
 御自身のブログにも書かれていますが、この方の作風はボク大好きです(^_-)-☆。

 

工作台からにも何度か投稿して下さっている安達さんが、新作のモジュールレイアウトを携えて今年も参加されていました。
 見たところ軽便モジュール倶楽部の規格に則っているようだから、これで参加する予定なのでしょうか?
 右の作品群は眞崎さんのもの。手前4両は6.5mmゲージのものですが、いずれも独特の面白さがあって、スケールものにはない楽しさが感じられます。
 左手前の赤い屋根のレールカーは小林さんの作品です。

 

この小さなパイクは管さんの作品。ピーナッツ型のエンドレスの上を結構しずしずとウチのホイットコムが調子よく走っていました^\^)。こういう楽しみ方もイイですネ。
 右の加藤も管さんの作品。使い込まれた色調といい、開いたドアーの陰にチロッと見えるナンバーの演出方法といい、流石ベテランモデラーらしく見せ方を心得ていらっしゃいます(^_-)-☆。

ボクはモデルワーゲンの店番をして、お客様の対応をしなければいけないので、ざっとしか御紹介出来ませんでしたが、皆さん秋の休日を趣味の世界で楽しんでおられたのが印象的でした。


恒例の奥さんによる記念撮影。来年は第10回の記念となる年ですから、何か面白い事をきっと企画してくれるのでしょうが、この出展者の笑顔を見ると、阿波踊りのように見るだけじゃなくて、来年は自分もブースを持って自慢の作品をアピールしてみたいと思いませんか?
 ボクのような業者は別として、参加されてる殆どの方々は、皆さんと同じアマチュアの方々なんですから(^_-)-☆。

PS:当日会場で配布した予定品のチラシは、100枚増し刷りしましたので、無くなるまで納品時に送らせて頂きます。