第8回軽便鉄道模型祭


この時期恒例の軽便祭が、今年も目黒のさつき会館で10月8日に催されました。
 今年で8回目になるこのお祭りは、今や国内のナローゲージャーにとって唯一かつ最大(あれ?唯一だったら最大も最小もないか?)の祭典にまで育ち、これを楽しみにしておられる方も少なくないはず。
 そんな「軽便祭」。残念ながら来られなかった方も、遊びに来られた方の想い出としても、どうぞ御覧ください。



前日に搬入

 

当社のように地方から参加するメーカーは、前日に品物を搬入して当日に備えます。つまり2連チャンの休日出勤(^^ゞ。
 去年から大きなステーションワゴンの代わりにサルーンカーに換えたのですが、いつものコンテナを5個(トランクに3個と、後部座席に2個のコンテナ+1200のモジュール)を積んで出発です。
 当社の最寄ICはちょうど7日から名称が豊科ICから安曇野ICに変わり、ボクとしても通過初めになった感じです(^^♪。

 

空いていれば3時間ほどで行ける距離なのですが、相模湖あたりで事故渋滞に填まってしまい、4時間半も掛かってしまいました(>_<)。しかも途中では雨まで降り出したりして・・・。
 ところが翌朝起きてみたらモロ快晴!この手のイベントは雨だろうが人出は変わらないのが定評ですが、やっぱり晴れてるに越したことはありませんからネ(^v^)。



軽便祭当日

 

開場は11時なのですが、ボクが会場に着いた9時過ぎにはもうお客様が待っておられ、その列は次第に長く長く・・・。皆さん熱心ですね!頭が下がります。
 この建物はもと国鉄動労のもので、玄関前にはC55の動輪が何故かゲージを狭めて飾ってあります。

 

だいたい皆さん9時頃から搬入&セッティングを開始するのですが、もう会場内は火事場騒ぎのよう(^O^)。2時間もある、なんて思っちゃダメで、場合によっては開場時間を繰り上げる場合もありますからネ(^_-)。
 ウチのコーナーは簡素な飾り付けなので(あとはオシャベリでフォロー(^^♪)、ものの1時間もあれば充分。あとは他所の具合を見て廻ったりして。オープンしちゃうとそんな暇はありませんからネ(^O^)。

 

木曽モジュール倶楽部と軽便モジュール倶楽部とは毎年場所を入れ換えているので、今年は「木曽」が大きなスペースを使っています。
 皆さん慣れたもので、実に手際よく連携プレイで仕立てあげていきます。
 右の写真は「軽便」の方で、こちらもほぼ完成した状態。ここのところ電鉄モノに凝ってるようで、ウチの範疇とはチト違う方向性なので、軽〜く眺めただけですが(^^ゞ。

 

これがモデルワーゲンのコーナー。長机を2本借りて、そこに井笠のモジュールや諸々の在庫品などを並べています。
 以前、歌登の役場を訪ねたときに頂いた「開基100周年」の幟も壁に貼って雰囲気づくりをしたりして(^-^;;。

 

まだもうチョット時間もあったので、個人参加のコーナーを見て廻ったりもしました。
 このOnの加藤はもうかれこれ30年以上も前にボクが珊瑚模型店に居た頃に設計したもの。こうやって活躍(?)してるのを見ると嬉しいものです(^^♪。
 あ、この電車は軽便モジュール倶楽部のでした(^^ゞ。ヘッドライトは勿論、テールもチャンと点くようになっててイイ感じ。

 

この2枚の写真はOn。腐ったバグナルもイイ味を出していますし、機関庫も素晴らしい出来栄え!
 作者の方に聞いたら、鉾田にあった修繕庫を参考にされたそうで、ボクも何度も訪れた事があるだけに、懐かしくなってしまいました(^_-)-☆。

 

そして開場。待ってました!とばかりにドッと皆さん入り込んで来られ、あとはもうお祭り騒ぎ状態で、写真なんか撮ってる暇なんか皆無(^O^)。この写真も一段落して、ホッとしたとき。
 ウチはめったに会場限定発売みたいな事はしないので、まあ、売上はそこそこですが、それよりも日頃メールなんかで連絡をするだけのお客様方とお話できるのが楽しみで来ているようなもの。
 お陰様で喉はカラカラになっちゃうし、立ち放しで脚もビンビンに痛くなっちゃいますが、今回も楽しい時間を持つ事が出来ました!

PS:当日会場で配布した予定品のチラシは、50枚増し刷りしましたので、無くなるまで納品時に送らせて頂きます。

動画:キャブフォワード快走-1

動画:キャブフォワード快走-2