令和8年5月13日・王滝村教育委員会

 

酒井製モーターカーNo.4の採寸にあたり便宜を図って下さった王滝村教育委員会に、御礼の気持ちを込めて塗装済完成品を持参してきました。
 教育委員長さんと1時間弱お話をさせて頂いたのですが、中部森林管理局から旧田島停車場に現存する機関庫や修繕庫を取り壊そうかという打診が村にあったそうで、村としては有効活用を模索したいのでもう少し待って欲しいと回答したとのこと。
 車両の動態保存をしていて、ほぼ毎年フェスティバルを開催している松原とも近いことですから、そこと上手く連携させられたら良いのですがとボクも考えを述べさせて頂きましたが、そういう村の意思を確認できたことは大変嬉しかったです。


 

教育長さんと昔話にも花が咲いたのですが、その時に話題になったのが2005年5月3〜4日に開催された「森林鉄道フェスティバル」のことでした。
 これは今でも連綿と続いている「森林鉄道フェスティバル」の記念すべき初回で、この時の盛り上がりがほぼ毎年開催されている同イベントのキッカケになったものでした。
 教育委員会が入っている王滝村公民館には「木曽モジュール倶楽部」が手弁当で貸し切りバスをチャーターして多数のモジュールを運び込み、広い体育館に二つのエンドレスを組み上げて走行展示。
 森林鉄道に携わった方々や当時を知る年配の方々が懐かしそうに眺めていた視線を今でも良く覚えていますし、倶楽部としても木曽森林鉄道の本場で運転会ができるということで大いに嬉しかったものです。


 

 

田島停車場の跡地にはこの日のためにレールが敷かれ、モーターカーNo.4にお客さんを乗せて往復したものでした。
 また、地元の方々による特産品の販売も行われ、この時の賑わいは王滝村役場の方々にも強烈に印象づけられ、村外の方々があんなにも集まってくれたのだから王滝村としても何かやろうということで、ちょうど松原スポーツ公園も整備された時期ともあったので「それじゃ松原にレールを敷いて運転してみよう」というキッカケになったそうで、それが前回は全国から700名以上のファンが集まるイベントへとつながって行った訳です。


 

 

帰りに田島停車場の跡地に立ち寄って帰ってきましたが、あの21年前の賑わいがここで再現できたらどんなに素晴らしいだろうと夢想して帰路につきました。