五泉市にて


五泉高校前の粟島公園にモハ41が保存されていますが、屋根はあるものの傷みは激しく、何らかの手立てを必要とするような状態でした。

 

冬鳥越では加茂市によって、月潟では有志の方々によるボランティアで奇麗に整備された車両を見てきただけに、それを痛切に感じました。



 

 

一方、同じ五泉市の保存車両でも、村松郷土資料館に保存されているモハ11はとても良い状態。
1999年にここを訪問した時には、この先どうなるんだろうと危惧したものですが、2022年にクラウドファンディングによって大規模な整備がなされ、このような奇麗な状態になったようです。



 

懐かしい五泉駅にも立ち寄ってみましたが、もと蒲原鉄道の敷地は道路や駐車場になっていました。
新潟県は隣りの県とはいえ長野県と同じく広いので、昼過ぎには出発して帰路についたのですが、保存車両整備に向けて地道な活動を見るにつけ、何やら元気づけられたような思いがしました。