冬鳥越にて


冬鳥越スキーガーデンには「モハ1」「モハ61」「ED1」の3両が奇麗に整備されて保存されています。



 

モハ1は廃車後、村松車庫にて電装、台車を外され倉庫として使用されていましたが、加茂市の手により復元され保存されました。

 

1997年に村松を訪問した時の姿を見ているだけに、「よくぞここまでやった!」という感慨を覚えました

 

特徴あるダブルルーフの窓ガラスも飾り模様まで復元され、市の力の入れようが窺われます。
近年、有志の方々の募金により屋根が付けられ、ますます保存状態がよくなりました。


 

 

モハ61は2009年に大規模な整備が行われ、とても奇麗な状態で保存されています。

 

蒲原鉄道廃止後はモハ31とともに村松駅構内で保管されていましたが、モハ31は2008年に解体、ED1は2009年にここに移転保存されました。
いわゆるウェスティングハウス型の機関車ですが、車内に入ったのは初めてで、外観から想像できる以上に車内が広いのには驚きました。

 

車体は日本車輛が、電装関係は東洋電機が担当したものです。